ワンプルーフでは、長きに渡りECサイト構築、設計業務、要件定義などをご支援させて頂きました。
EC事業者様向けにヒアリングをさせて頂き、最適なECサイト構築をご提案させて頂きますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
ECサイトをECCUBEなどのパッケージ型で制作する場合、以下のようなメリットとデメリットがあります。
メリット
カスタマイズ性が高い
パッケージ型はソースコードを自社で作成できるため、独自のデザインや機能の追加が自由に行えます。企業独自の要件やマーケティング戦略に応じたカスタマイズが可能であり、他のサイトとの差別化がしやすい点はパッケージ利用する際の大きな利点です。
データの所有権が自分にある
パッケージ型では自社サーバーにデータを保存するため、データの所有権が自分にあります。これにより、データの利用や移行が容易で、他システムとの連携も比較的自由に行うことができます。
手数料が発生しない
一般的に、初期費用や保守費用を除いて月額料金や売上手数料はかからず、売上に応じたコストが発生しないため、商品点数が多いECサイトや売上規模が月商数億円を越えるECサイトであるケースにおいては、長期的にコストメリットがあるといえます。
機能追加やシステム連携が柔軟
社内システムや外部システムとの連携を自由に設定できるため、業務フローに合わせたシステムを作りやすく、在庫管理システムや顧客管理システムとの連携もスムーズに行えることが多く、各連携が要件で必須である場合などはパッケージ利用をするケースが多い傾向です。
SEO対策が柔軟
独自のSEO対策を施しやすく、メタタグのカスタマイズやURL構造の変更など、SEOの細かい最適化が可能です。ASPカートでは制限がある場合もありますが、パッケージ型では柔軟なSEO対策が可能です。
デメリット
初期コストが高い
ASP型に比べて初期費用が高く、導入時にサーバー設定や要件定義、デザイン・機能の開発コストがかかります。また、技術者に依頼する場合にはその分のコストが発生するため、初期投資が高くなりがちです。
専門知識が必要
サーバーやプログラムの管理・保守には一定のIT知識が求められるため、社内に知識がない場合は外部の専門家に委託する必要が出てきます。定期的なシステムメンテナンスやセキュリティ対策も含まれるため、知識やリソースが不足していると運用が難しくなることがあります。
セキュリティ対策が自己責任
パッケージ型ではセキュリティ対策が自己責任となり、脆弱性対策やアップデートの管理も自社で行う必要があります。特にECサイトは個人情報や決済情報を扱うため、セキュリティ強化に注力しなければなりません。
メンテナンスの手間がかかる
バージョンアップやシステムメンテナンスも自社で対応する必要があり、運用コストが増加します。特にパッケージ型は定期的なアップデートが必要で、外部環境や使用するプラグインのアップデートに対応し続ける手間が発生します。
導入・運用に時間がかかる
初期設定やカスタマイズに時間がかかるため、ASP型に比べると立ち上げまでにかかる時間が長くなります。また、新しい機能を追加したい場合も、開発時間が必要です。