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お客様の声

AmazfitのEC成長を支えた三社連携の舞台裏
メーカー×代理店×コンサルの挑戦

家電・カメラ・PC / 楽天市場 / Yahoo!ショッピング / EC運営代行 / ECコンサルティング / ブランド公式ショップ

結論・要点

課 題
  • Amazonとの比較で圧倒的に機会ロスとなっていた楽天市場とYahoo!ショッピングの売上成長を通じたAmazfitにおけるオンラインビジネスの拡大。
ゴール
  • 第一フェーズ:Amazfitのビジネス環境(限られたスタッフと広告予算、家電量販店との関係性)を理解し、市場全体との調和を保ちながら売上を伸ばすためのベース構築とROI重視の広告投下。
  • 第二フェーズ:広告投資強化を含め、アグレッシブな売上重視施策を積極的に展開し、市場シェアを一気に拡大する“攻め”の店舗運営を実現すること。それに伴うAmazfitオンラインビジネスの更なる拡大。
成 果
  • 楽天市場において、支援1年目に年商1億円突破。年間売上はYOY200%強。
  • 既存店舗運用業務の業務改善により、業務工数30%減。

最初に、Zepp Japan社のビジネスについて教えていただけますでしょうか?

薗部様(Zepp Japan株式会社: 以下 Zepp Japan):Zepp Japan株式会社は、現在アメリカに本社を構え、ニューヨーク証券取引所に上場しているZepp Health Corporationの日本法人として、2024年9月に法人登記をしました。Amazfitというブランドでスマートウォッチを中心としたウェアラブルデバイスの製造、販売を行っています。世界90以上の国と地域で販売されており、最近ではGlobalアンバサダーとしてオリンピックの金メダリストなどとのアスリート契約を行い、そのパフォーマンス改善をサポートしています。 2025年のスマートウォッチ市場では最も大きな成長を遂げたブランドの一つです。

次に、皆さまの自己紹介とプロジェクトでの役割を教えてください。

薗部様(Zepp Japan):私は、Zepp Japan社のカントリーマネージャーとして、ビジネス全般の戦略策定や、営業活動を主に行っています。その中でE-Commerceは非常に重要であり、その拡大も大きな成長の柱として注力しています。

シェン様(Zepp Japan):私は、スポーツマーケティングマネージャーとして、日本におけるアスリートやKOL、インフルエンサーのマネージメントを中心に、SNS広告、各種イベント運営などのマーケティング活動を担当しています。これらのマーケティング活動の結果が直接的、間接的にE-Commerceのトラフィックに繋がるので、ワンプルーフさんとの打ち合わせに参加し、重要なデータを分析、参照しながらマーケティング戦略を立案しています。

続けて、アースリボーン社のビジネスについて教えていただけますでしょうか?

伊藤様(株式会社アースリボーン: 以下 アースリボーン):株式会社アースリボーンは、2015年の設立以来、国内正規販売代理店として、スマートウォッチ「Amazfit」をはじめとした、最先端のガジェットブランドを幅広く取り扱っています。「世界中の優れたブランドを発掘し、日本市場に最適な形で提供する。消費者とブランドの架け橋となり、豊かなライフスタイルを創造する」という理念のもと事業に取り組んでおり、各ECや大手家電量販店様などの販路を通じて、毎年着実に実績を伸ばしております。

次に、皆さまの自己紹介とプロジェクトでの役割を教えてください。

伊藤様(アースリボーン):私は、EC事業を統括しており、各ECチャネルの全体的な数値管理を行っております。また、マーケティング活動にも携わっているため、活動が実際に与えた結果を分析しながら、次の活動に向けた戦略立案を行っております。

吉岡様(アースリボーン):私は、楽天市場とYahoo!ショッピング店の運営を担当しています。商品登録から価格設定、在庫管理や販促企画等々、オンライン上で商品を売るために、準備・集客・販売・改善を実際に作業する役割です。

AmazfitのECビジネスが抱えていた課題はどういった点にあったのでしょうか?

薗部様(Zepp Japan):E-Commerceチャネルのビジネスシェアが50%を超える中で、特に楽天市場とYahoo!ショッピングについては、Amazonと比較すると大きな機会ロスを生じている事が明らかでした(2024年実績として楽天市場はAmazonの10分の1以下)。私の過去の経験からも、この2つの日本のマーケットプレイスにおける売上の成長機会があることは明らかでしたので、あるべき売上を先ずは構築する事が最重要課題でした。

吉岡様(アースリボーン):運営の観点では、「売上を大きく伸ばすための攻めの施策」が十分に実行できていない状態でした。
モール特有のイベント活用や広告運用の最適化、ページ改善といった領域において伸びしろがありましたが、商品のポテンシャルを十分に生かしきれず、販売におけるノウハウ不足なところがありました。

ビジネスパートナー選定にあたって重視したポイントは?

薗部様(Zepp Japan):楽天市場、Yahoo!ショッピングの戦略立案、実行のサポートにおいて多くの実績をもっている事(特に外資系企業、ガジェット系製品のサポート実績)。加えて、フレキシブルな対応、フットワークの軽さ、適切なコストです。

吉岡様(アースリボーン):リソース不足という点も課題の1つであったため、現場のオペレーションを理解した上で、実行可能な戦略に落とし込めるかどうかを重視しました。また、スピード感を持ってPDCAを回していくために、コミュニケーションの取りやすさや柔軟性も重要なポイントと考えました。

ワンプルーフへ依頼したきっかけや決め手とそれにより実現したかったことは?

薗部様(Zepp Japan):ワンプルーフさんとは実は前職など数社でお取り組みを行っており、その高い業務遂行能力とE-Commerceビジネスサポートにおける蓄積されたノウハウは認識していました。また、楽天市場やYahoo!ショッピングの重要な部門とのネットワークもお持ちなので、マーケットプレイスの動向をいち早くキャッチする事ができ、新たなサービスを活用した売上アップの戦略立案が可能であると判断し、サポートをお願いしました。

吉岡様(アースリボーン):楽天市場・Yahoo!ショッピングにおける豊富な支援実績に加え、戦略設計だけでなく実行フェーズまで伴走いただける点に魅力を感じました。単なるアドバイスに留まらず、実務に落とし込みながら売上成長を実現する体制を構築したいと考え、依頼を決めました。

仲村(ワンプルーフ):薗部さんから今回のご相談を頂戴した際、Amazfitのブランド成長には、Retailビジネスの成長が不可欠であり、中でも各主要モールは特に重要なチャネルであると考えました。
当時のAmazfit公式ストアは、「世界的ブランドのAmazfitというプロダクトを供給する」メーカーのZepp Japanさんと「EC運営を堅実なオペレーションで支える」代理店のアースリボーンさんによる安定感のある運営体制でした。
ここに「戦略・戦術面でサポートする」コンサルのワンプルーフが加わり、三社が異なる役割をしっかり担うことで、事業成長に大きく貢献できると考えました。

具体的にワンプルーフによる課題解決アプローチはどういったものでしたか?

薗部様(Zepp Japan):この約1年強の間で、大きく2つのフェーズでビジネスサポートをしていただいたと認識しています。第一フェーズはAmazfitのビジネス環境を理解し、限られた広告予算や市場全体との調和などを意識しつつ、売上を伸ばすための基礎固めを実施した期間。第二フェーズは基礎ができた段階で“攻め”に転じるフェーズとなり、広告予算を競合に対抗できるレベルに引き上げ、楽天市場での売上を重視する施策をより積極的に展開する期間として、現在に至っています。特に第一フェーズではメーカーの事情をよく理解いただいた上で、確実にできる事を提言していただいた事で、スムーズに協働関係を構築できたと考えています。

吉岡様(アースリボーン):まず現状分析をもとに優先順位を明確にし、限られたリソースの中でも最大限成果が出る施策から着手しました。特にLP改善やイベント設計については、実務負荷とのバランスを取りながら継続可能な形に落とし込んでいただき、現場としても無理なく実行できた点が非常に大きかったです。

中島(ワンプルーフ):他モールでの実績や商品の機能・価格面から、ブランドとしてのポテンシャルは高く、楽天市場でも十分に売上拡大の可能性があると感じていました。そこで現状を整理し、優先順位を明確にしたうえで「LPの見直し」「イベントフォーマットの整備」「広告最適化」の3軸でアクションプランを設計しました。LPはモール特性に合わせて構成や導線を調整し、イベント施策については、工数を抑えながら継続的に成果を出せるフォーマットを構築しました。また、RPP広告の運用においては、目的別にカスタマイズし、認知拡大と転換率向上の両立を図りました。

ワンプルーフよる支援後の成果はどうでしたか?

薗部様(Zepp Japan):2025年はお陰様でZepp Japan全体として、対前年比で+60%の成長を遂げることができましたが、楽天市場の結果はその平均を大きく上回るものでした。Zepp JapanにE-Commerceの専任がいない環境下で、ワンプルーフ中島さん、面川さんのサポートを得られた事は、売上のみならず私やシェンのE-Commerceの知見を増やすという点においても非常に有意義で、我々のキャリアにとってプラスになっており、多くの事を学ばせていただきました。

伊藤様(アースリボーン):少し違った角度からのお話になるのですが、ワンプルーフさんとの取り組みの中で、我々オンラインチーム担当者の意識や姿勢が変わってきたと思っています。これまで、社内のオフラインチームとのコミュニケーションでは、守り中心で、あまりオンラインで攻める施策を提案、相談、検討しなかった、という経緯があります。
先程薗部さんからのお話にもありましたが、基礎固め、守り中心の第一フェーズから攻め中心の第二フェーズに移行する中で、「オンラインはこうあるべきだ」という我々担当者の意識が変わりました。オンラインチームとオフラインチームで健全に建設的な議論ができるようになってきましたし、その結果、オフラインチームの理解もきちんと得た上で、以前では考えられないようなアグレッシブな施策をオンラインで打てるようになりました。業績向上だけではなく、アースリボーンのオンラインチームを統括する立場の私としては、こういった点も非常に大きな成果だと思っています。

吉岡様(アースリボーン): 分かりやすい成果として、2025年楽天市場店での年商1億円を達成し、つい先日楽天さんから記念品が届きました。勿論まだまだ成長できると思っていますので、今後3億、5億と、Zepp Japanさん、ワンプルーフさんと共に目指していきたいですね。
また、売上の大幅な成長は勿論ですが、日々の運営効率が改善された点も大きな成果です。イベント施策の業務フローの見直しにより、作業工数を抑えながらも施策数を増やすことができ、結果として売上拡大と作業リソースの最適化の両立が実現しました。

中島(ワンプルーフ):施策実行後、年間売上は前年比208%、アクセス数は305%まで伸長しました。LPの見直しにより店舗内の回遊性が高まり、お気に入り登録やレビュー数も増加。ユーザー接点が広がったことで流入が底上げされ、売上の大幅な成長につながりました。これらの成果は、従来の高い商品力とブランド力があってこそ実現できたものだと考えています。併せてイベントフォーマットの整備により制作工数も圧縮され、人的リソースの最適化にもつながりました。オペレーションを担うアースリボーンさん側の業務改善も同時に推進できたことで、より多くの打ち手を打つことができた点も成果の1つです。

成果を上げられた要因は何だと思いますか?

薗部様(Zepp Japan):上でも述べましたが、メーカーの状況を理解した上で具体的なサポートを検討いただいた事により、お互いの信頼構築を図ることができた事が大きいと考えています。確実に実績を積み上げて行った事により、広告予算を倍に設定するなどの大きな判断が可能となりました。様々な知見をベースに、クライアントに合った提案をして頂けるので、どの企業のビジネスにおいても安心してパートナーとして取り組めています。
また、オンラインビジネスにおいては、特にスピード感が重要ですが、我々三社のお取り組みではそれが十分である点も成果要因の1つだと考えています。我々メーカーとしても意思決定をスピーディーに行うために、アースリボーンさん、ワンプルーフさんとの定例MTGに参加する等、密なコミュニケーションを心がけています。

シェン様(Zepp Japan):マーケティングの視点から申し上げると、数字データを中心とした現状分析を適時共有いただけた事が非常に有益でした。広告投下やSNSでの露出を図った際、遷移先を意図的に楽天市場にした結果などを適時確認できた事により、効果検証を迅速に行えました。また、それに対しての次のアクションを適切にPLANできた事は、成果を上げる事に繋がったと考えています。

吉岡様(アースリボーン):三社それぞれの役割が明確であったことが大きいと感じています。メーカーであるZepp Japanさんがブランドと商品戦略を担い、ワンプルーフさんが戦略・戦術を設計し、我々が実行を担うという分担が機能したことで、スピード感を持って改善を積み重ねることができました。

仲村(ワンプルーフ):当初から薗部さんが仰っていたテーマである「Think Big、Start Small、Move Fast」=「ゴールは大きく描き、最初は小さく試し、学習速度で勝つ」を体現できたことが大きな要因の1つです。そしてこれは三社連携だからこそ、叶えることができたと考えています。
お取り組み当初から、「我々はどこに向かいたいか?」の目線を合わせ、まずは小さく楽天市場店のご支援から開始し、PDCAをスピーディーに回してきました。その成果に再現性を持たせた上で、2026年からはYahoo!店の支援も並行して開始し、当初描いた大きなゴールへ向かって現在も前進しています。

面川(ワンプルーフ):大きく2点あると考えています。
1点目は「Amazfit」というブランド認知を広げるための一般キーワードの露出強化です。これまではブランド名検索での流入比率が多かったのですが、楽天市場で検索ボリュームの多い「スマートウォッチ」という一般キーワードで広告入札を強化したことで、狙いたいビッグキーワード経由の流入数が増大しました。また同時に「スマートウォッチ」というキーワードでの自然検索でも1ページ目上位に露出できるようになり、一気に自店舗への流入経路の幅が増えたと考えています。RPP広告運用と楽天内のSEO対策を切り離して考えるのではなく、楽天内検索ロジックを踏まえた上で、意図的かつ戦略的に自然検索順位向上も狙ったRPP広告運用が成果につながったといえます。

2点目は他卸先との販促調整です。これはAmazfitさんに限らず、多くのブランド様で課題になりうる点ですが、他店舗でも同一型番を多く販売されており、Amazfitさんでもオファーの強い他店舗との経済条件差が発生していました。
この点をアースリボーンさん、Zepp Japanさんとコミュニケーションさせていただきながら、市場価格を崩さないようなオファー条件をご提案、ご相談し、適宜、迅速な判断をしていただいています。併せて、延長保証サービスを導入いただく等、ブランド公式店だからこそできるサービス面のリッチ化にも取り組み、適正なオファー条件での販売と公式店で購入するメリットを創出できました。こうした様々な要素が相まってブランド公式店として、あるべき売り方ができるようになってきたと考えています。
他店舗との経済条件差については、センシティブな課題になりますが、アースリボーンさん、Zepp Japanさんには、リセラーを巻き込んだメーカー主導のキャンペーンを企画いただく等、プライスリーダーかつブランド公式店の立場で、市場全体の成長も鑑みたアクションを取っていただいており、皆さまのご協力ありきであることは言うまでもありません。

業績以外における定性的側面でワンプルーフへ感じることはありますか?

薗部様(Zepp Japan):定例MTGの中で感じるのですが、中島さん、面川さんの知識や経験が豊富な事により、MTG内での我々の質問や確認に対する回答が非常に分かり易く明快、納得感があると感じます。それにより、我々側としてどのような施策を次に打つべきか?のヒントが得やすく、効率の良い投資ができていると感じています。建設的な議論ができるので、毎回の定例MTGは学びが多いという意味でも、楽しい、面白い時間になっています。

吉岡様(アースリボーン):非常に実務に寄り添ったご提案をいただける点が印象的です。現場の状況を踏まえたうえで現実的な施策に落とし込んでいただけるため、実行に移しやすく、結果にも繋がりやすいと感じています。また、コミュニケーションもスムーズで、スピード感のある意思決定が可能になりました。

両社にとって、ワンプルーフはどのような存在か?

薗部様(Zepp Japan):長いお付き合いなので、一生涯のパートナーですね!

吉岡様(アースリボーン):単なる外部パートナーではなく、同じ目標に向かって伴走する“チームの一員”です!

伊藤様(アースリボーン):吉岡からのコメントと同じく、皆さんとはワンチームという印象があり、チームメンバーだと思っています。

ワンプルーフはどのような企業にお勧めだと思いますか?

薗部様(Zepp Japan):私が勤めているような外資系企業では、国内のリソースが限られているケースが多く、E-Commerceのスペシャリストが不在の場合も多いため、新たに日本市場を開拓したい外資系企業にはワンプルーフさんを紹介したいですね。また、ワンプルーフさんと協働する事で社員のスキルアップにも繋がるので、若手社員を育てたいというような要望がある企業にもお薦めできるかと思います。

吉岡様(アースリボーン):ECモールでの売上を伸ばしたいが、何から手をつけるべきか分からない企業や、運営体制はあるものの成長が頭打ちになっている企業に特におすすめできると思います。戦略から実行まで一貫して支援いただけるため、確実に前進できる体制を構築できると感じています。

最後に今後の展望をお聞かせください。

薗部様(Zepp Japan):今年から第三フェーズとしてYahoo!ショッピングのサポートにも領域を拡大しました。先ずは楽天市場、Yahoo!ショッピングのポテンシャルを最大限に引き出し、E-Commerceのチャネルシェアを最大10%程度引き上げたいと考えています。
併せて、Amazfitの大きなチャレンジとして“ブランディング強化”があります。これまではコスパの良い製品という事で消費者の支持を集めて成長してきましたが、これからは信頼されるブランドへと成長する事が求められます。E-Commerceのプラットフォームを通じて、ブランディングの強化にも挑戦していきたいと考えています。



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※本記事は2026年4月時点の取材内容に基づいて作成しています。

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